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Basic Info​

Observation

観察

​鍵のメーカー、種類、形状などから弱点を読みとりどのように攻撃するか、どのテクニックが有効的かを即座に分析する。

ロックピックは色々な鍵の種類に合わせて様々な方法に変わります、ここでは一番最初に原理を理解する為に最も一般的なピンタンブラーを例にして説明します。

 

 

 

 

 

 

 

鍵はシアライン(本来の鍵が入った時に持ち上げられるライン、上のピンと下のピンの境目)と言うラインに内部のピンが合う事で開きます、ピン一つ一つをそのシアラインに合わせないと開かないのですが鍵がそれぞれのピンの長さに合わせた切り欠きがあるので差し込めばすぐに開くようになってます。

​ロックピックは鍵を使わずそのピンを一つ一つ押し上げてシアラインまで押し上げて開錠してしまう方法です。

 

 

 

 

鍵の中にはピンが複数入っていてそのピンそれぞれの大きさが工業精度の誤差や摩耗等により若干違う太さによってピックが出来ます、鍵のコア(回る部分)にテンションを掛けてピンにストレスを掛けることによって径が若干大きなピンから引っかかって順に開錠できるシアラインまで持ち上げることが可能です。

なのでロックピックをする場合、まず鍵穴にテンションツールという物をセットします

 

 

 

 

 

 

 

このテンションツールを鍵穴の下部(又は上部)に差し込み開錠方向に回して内部のピンに負荷を掛けます、このとき内部のピン付近の構造は全て完全に同じではなく微妙な工作誤差やゴミや埃対策のための遊びがあるため全てのピンが同時に押さえつけてるわけではありません、基本的に1ピン又は2ピン程がバインダーという引っかかっているピンがあります。

このバインダーをピックツールを使って探し、シアラインまで持ち上げる事によって鍵が開きます。

皆さんが一般的に手に取る事の多い中型南京錠などは4ピンから5ピン程の物が一般的です、なのでこのバインダーを探してピックツールを使ってシアラインまで上げる工程を最低でも4,5回やらなけらばなりませんがその中でオーバーセット(下のピンをシアラインよりも上まで上げてしまったり)アンダーセット(ピンがシアラインまで上がっていない)状態になってしまう事が多くあるのでそれに対処する技術と経験がロックピックの成功の”カギ”となります。

これらはピッキングのごくごく基本的な情報に過ぎずこれだけでの情報で開けられる鍵は百均の南京錠くらいでしょう、

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