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Picks

テンションレンチが縁の下の力持ちならばピックは花形とも言えるでしょう。

ピックはテンションレンチと比べるととても簡単ですがピンからのフィードバックを受けるのはピックだけなのでこれも気が抜けません。

テンションレンチがピッカーの目ならピックはさながら耳でしょうか、ピンからのフィードバックはピンがシアラインに入ったのかやセレーションピン等ハイセキュリティピンの状況を知るうえでとても大切です。

持ち方は様々あるのですが具体的にはピックの下部(ピンが触れる面とは反対側)に薬指を当てるのが一番良いとされてます。

順手でも逆手でも薬指がピックの下部に触れてますね?鉛筆を持つ3本の指(親指、人差し指、中指)でピックを持ち中指をセンサーとして添えます、中指をピックに押し付ける強さは好みで変えて下さい。

ピックには厚さがおおよそ2種類あり厚い方がより頑丈でフィードバックも良くなるべく厚い方を使った方が良いですが狭い鍵穴には使えない場合があります、主に北米などの大きな鍵穴が多い国では***inch=***mmの厚さの物を使用し、日本やヨーロッパなど狭い鍵穴が多い国では***inch=**mmの物を使用するのが一般的です。

​ナイフも同様ですがデコード用の薄いナイフは***inch=***mmの物を使用します。

ここでは主に一般的な鍵の8割を開けることが出来るピックを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シングルピック、ジッピング、ロッキングに使用します。

フックは多くの人がピッキングツールと聞いて想像するその通りのピックです、厚さや角度などによって名前が別れてますが基本的にはミディアムフックのみを使用しますが、とても高い位置のピンにはロングフックを使用する場合があります。

これが一セットあれば殆どの鍵を開けることが出来るロックピックの一番大切なツールです。

 

レーク(スネークやワーム)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レーキング、ロッキングに使用します。

これらはいかに早く開けるかというのを目的としたピックで正確さを欠いた下手な鉄砲数打ちゃ当たるスタイルのピックで様々な形や大きさがあります、残念ながらハイセキュリティーの鍵には無効ですが慣れていればスタンダード鍵を数秒で開けられる破壊力を持っているのでとても便利です、技術が未熟でも開けられる可能性が高いので初心者が最初の感覚を掴むのにもオススメです。

 

ハーフダイアモンド

(写真)

シングルピック、****、****、***に使用します。

ハーフダイアモンドはシングルピックやその他のあらゆるテクニックにも使えるフックの次に万能なピックです、またノーマルピックの中で唯一ディンプルロックをピック出来るピックなので欠かせないピックの一つです

ボール・ダブルボール

シングルピック、***、***に使用します。

ハーフボールはハーフダイアモンドと好き嫌いが分かれてどちらか分かれやすいですがハーフボールではディンプルロックは開けられません、その代わりにディスクタンブラーを開けやすいのが特徴です

 

オフセットダイアモンド(又はハーフボール)

(写真)

シングルピックに使用します。

このピックは狭い鍵穴や奥のピンがハイシアライン(奥まで押し込む必要がある)場合において僕たちの仕事を楽にしてくれるお助けピックです、ただ縦幅を取るので鍵穴上部タイプのテンションレンチとセットで使う事が多いと思います、基本的な使い方はフックと同じです。

エキストラクター

折れたキーや異物などを鍵穴から取り除く為の道具でピック自体には使用しない。

ナイフ

ナイフには厚い物と薄いものの2種類あり厚い物は南京錠等をバイパスするのに、薄い物はダイアルコンビネーション式南京錠のパイバスとデコード(解読)に使います。

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