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Techniques

ロックピッキングは経験とテクニックの数が物を言います、テクニックがあれば専用ピックが無くとも鍵をすぐに開けてしまう事が出来たりピックすらせずに鍵を開けてしまう事が出来ます。

またテクニックを多く知っているとテクニックを組み合わせてより早く開けたり成功率を上げることが出来ます。

基礎的なテクニックも含め私が知りうるテクニックを全て紹介します。

・テンションテクニック

ロックピックにおいてテンションというのは一番大切で難しいテクニックです、多くの方は動かしてるピックの方が重要だと思っていますね、映画やドラマでも右手をとても強調した描写が多いからだと思います。

ですがテンションが正しければ右手が適当でも多くの鍵を開けることができます、セキュリティーピンの無い一般的な鍵であれば素人がピックをガチャガチャ適当にやって経験者がテンションをコントロールすれば開いてしまう程テンションは大切です。

 

テンションは****、*****、******に分けられます。

それぞれの目安は、

******はテンションレンチに***を*****だけで****が****ならない。

********は***が*****んで******なるあたり。

******は*****以降テンションレンチ自体がしなるくらいまでかけることもあります。

そしてテンションに****のように****を付ける場合もあります。

テンションの使い分けはロックピックの対象の***によって変えます。

スタンダードピンは何も小細工の無い普通の鍵です、シールが甘くてもゴミや埃にも強いので南京錠などに広く使われているとても一般的な鍵です、百均やホームセンターで買う安い鍵は全てこれだと思って良いです。

スタンダードピンは基本的に****のテンションを掛けて開錠するのが経験者の間では一般的ですがこれは感覚が分かってる人がやるから有効なのであって初心者がやってしまうとピンがあまりにも****で*****ためにピンが****で開錠出来ないケースが多いです(私もそうでした)

なので基本的には前述の****から*****程度のテンションを掛けてください。

皆さんが思っているよりも軽いテンションですので開かないな?と思ったらテンションを弱める事を意識してみて下さい。

フルセキュリティピンになるとぐっと難易度が増してテンションレンチの重要性が一気に上がります。

****では****と****の間程、***では*****テンションで探してからゆっくりと負荷を**めます。

鍵穴下部・鍵穴上部どちらの方法でも出来るようにするのが最低ラインです。

鍵の大きさ、構造により多くの種類のテンションレンチが必要になるのでピックの数よりもテンションレンチの数を増やした方が開錠出来る鍵の数が増えます、テンションレンチ自体についてはToolの項目で触れる事とします。

・シングルピンピック(SPP)

シングルピンピックは名前の通りピンを一つ一つシアラインにセットする方法で一番時間が掛かりますが一番成功率が高いです、この方法を使わないとフルセキュリティピンを開けることは難しいです。

スタンダードピン・セレーションピン・スプール(マッシュルーム)ピンの特性をそれぞれ理解していないとSPPで開錠することはとても困難です、経験と感覚が物を言うテクニックで鍵の種類によっても異なるのでこのテクニックについては私の開錠動画を見て盗むか自分で何度もトライして感覚を磨くしかありません。

・*****

****はシングルピックの次に有名な方法です、****には専用ピックが必要ですが高等技術が比較的不要で安物の鍵を短時間で開けられるので人気が高い理由ですハイセキュリティロックに対しては様々な形があり違う形で試したり100回近く回数を重ねて開くまで辛抱強く待ったりすれば開く事がありますが運任せなので1分くらい試してダメならそれ以上はあまりお勧めはしません。

・****

これを知っているかどうかで今までロックピックについて調べたことがあるかどうかが分かれるでしょうか、****と言うのはピックを奥まで入れてから素早く(場合によって遅く)引き抜く事によってピンに衝撃を与えシアラインにセットする方法です、有名なのはスネークピックでやるのですがフックやハーフダイアモンドでも出来ます。

 

・*****

ここからは恐らく聞いた事がある人がぐっと減ると思います、*****と言うのはSPPで使うフック等を使って軽いテンションの下ピックを*****に動かしながら****する動作でピンをシアラインにセットする方法です、ハイセキュリティピンでも開く場合があるのでこれは是非マスターするべきでしょう。

・****

****は私が最も使うテクニックです、ピックを奥まで差し込んで支点を中心に捻るように上下に動かす動作で複数のピンを上下に激しく動かすことによってピンをシアラインにセットする方法です、安物の鍵からハイセキュリティピンまで多くの鍵で有効で****と組み合わせて使う事も多いです。

・*****

このテクニックは比較的最近出てきたテクニックですが基本となる技術自体は依然からベテランロックスミスは無意識に使っていたと思います。

​全てのピンを故意に****まで****てから*****を掛けてそこからゆっくりとテンションの****を作りながら****していってピンをシアラインにセットする方法です、この方法で鍵が開くことはほとんど無いですが複数のピンをセットするのは容易なので時短にも使えますし中々セットしづらいピンをこの方法でセット出来ればその鍵の難易度はぐっと下がるでしょう。

・キーインプレッション

イーインプレッションはロックスミスの花形とも言われています、これはピックとは違って合鍵をその場で作ってしまう方法です、いくつか方法があり一番早いのはアルミ泊を使った方法ですが道具が高価なため多くの人はもう一つの方法でやってます。

もう一つの方法は合鍵を作るようの鍵のブランクを買ってきてそれを鍵穴に入れて上下左右に揺する事によりバインディングピンが他のピンよりも若干合鍵の表面を引っ掻くその跡を頼りに鑢で合鍵を作っていくテクニックです。

合鍵をその場で作れるので一度完成すれば何度でも開け閉めが可能なのがメリットですが基本的にはピッキングよりも時間が掛かります。

​アメリカでは車等の支払いを怠った人などが保険会社に雇われた鍵師によって合鍵を作られてほぼ車泥棒同然に車を回収したりしますね、経験豊富な鍵師なら5分程度で車の合鍵を作るそうです。

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