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​Tension Wrench

テンションレンチはロックピックの中で一番大切なツールです、というのも鍵穴に合ったテンションレンチを持っていなければ開ける事が出来ないからです、なので私はいつも複数のテンションレンチを持ち歩いていますし場合によってはその場でヘアピンやペーパークリップを曲げて自作することもあります。

基本的にテンションレンチには大きく2種類あります、鍵穴の下部に入れるタイプと鍵穴の上部に入れるタイプです。

どうして2種類あるのか?というと鍵穴の形によって変わります、一部の鍵穴ではテンションレンチを入れられないように、なぜ統一されてないのかと言うとやはり鍵穴の種類によりけりだからです、ですが基本的には鍵穴上部タイプの物があれば8割は入ります。

鍵穴下部タイプのメリットは深くまで差し込めて安定した負荷を掛けられなおかつテンションレンチ自体も安定しやすいので集中しやすい事などが上げられます。

一方鍵穴上部タイプは鍵穴下部タイプが使えない鍵に対しても使えるのでハイセキュリティーの鍵に対しては殆どこちらのみを使用します。

鍵穴上部・下部でも鍵穴の大きさや形に合わせて幅や長さと厚さが違う物も一通り揃えてないと行けないので基本的にそれぞれ厚さと長さと幅の違うZレンチを鍵穴上部・下部揃えるので最低でも6本必要になります。

私の場合はこれに加えてヘアピンとワイパーの芯を常に持ち歩いて曲げたり削ったりして万が一手持ちのテンションレンチが入らなかった場合に備えています。

それらの理由によりテンションレンチはピックよりも多く持つ必要がありますし値段もピックよりも高い傾向にありもし道具にこだわるならピックからこだわるべきだと強く思います。

 

 

 

 

 

 

 

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